おうちの方に
はじめまして。「いじメモ」を運営する「いじメモ」管理人です。「いじメモ」は、この地球上から、いじめという卑劣な思いと行動をなくしたいと考えています。
現在のいじめは、昔のいじめとは違い、残酷に陰湿化・ゲーム化し、犯罪と呼ぶにふさわしいものへとエスカレートしています。一度いじめの「ターゲット」とされた場合、かつての友達たちも、今までの友達たちではなくなります。最悪の場合は、学校の先生がいじめの事実の隠ぺいに加担することもあると聞きます。
まずは、「おうちの方こそ、子供たちにとって最大の味方である」ということを、心得ておいて下さい。いじめを解決するためには、おうちの方の協力は、必要不可欠です。おうちの方がわが子を信じ、わが子を愛し、お互いの信頼を得て、いじめ解決にむけて行動する。そして、適切なタイミングで、学校の先生方や、教育委員会、警察、議員など、「学校外」の方々への協力をも要請した場合には、解決しないいじめはないと考えます。
そのためには、いじめの発生に気付いた時点で、この「いじメモ」やノート等に、いじめの事実を記録して、証拠として残しておく必要があります。その内容は、具体的で、できる限り詳しいほうがいいでしょう。例えば、いじめを受けた相手の服装や、色なども記録しておけば、学校の先生方や、学校外の方々にも協力を頂いて解決する際には、より一層の信頼感を持って頂けることでしょう。
いじめ解決において、大切なのは正義感です。まわりの環境に、確固たる正義感をもった大人がいた場合は、いじめが沈静化し、解決することもありますが、必ずしも、そうであるとは限りません。担任や校長先生の協力だけで、いじめが解決できない場合、学内で解決が望めない場合は、勇気を持って学外へも訴えていく。この姿勢が、大切ではないでしょうか。
この「いじメモ」は、誰にも見られることなく、いじめの事実をコンピュータ上に記録し、文章化することのできるように作られています。書き込むことを通して、自分と向き合い、家族の協力を得て、戦略的に困難に立ち向かう中に、お子さんの成長、家族の新たなる結束、理想的な社会の創造にむけてのほう芽があると信じます。
今回のお子さんの問題が、1日も早く解決することを願っています。
2007年8月22日
「いじメモ」管理人